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ケロコート

ケロコートとは、火傷跡やニキビ跡などの傷跡を消すための治療薬として用いられているシリコンジェルです。
シリコンジェルの働きとしては、以下のものが挙げられます。

  • 透明なシリコンの層となってニキビ跡を圧迫し、凹凸を徐々に滑らかにする
  • シリコンの皮膜によって細菌などの外部刺激を遮断し、皮膚内部の過度な免疫反応を防ぐ
メリット デメリット
  • 固まると無色透明になるので目立ちにくい
  • 通気性があるので肌呼吸を妨げない
  • 毎日塗り続けなければならない
  • 長期間(60~90日ほど)使用しないと目に見えた効果は現れない

シリコンによる圧迫療法とは

凹型にへこんでしまったニキビ跡や、しこりのように凸型に盛り上がったニキビ跡を改善するには、シリコンによる圧迫療法が効果的とされています。
圧迫療法とは、傷跡にシリコンシートやジェルで覆い、長期間圧力をかけることにより、凹凸の段差を徐々に滑らかにしていく治療法です。
従来のシリコンシートによる治療は、以下のような問題点がありました。

  • シリコンシートを患部にテープで貼り付ける必要があるので、治療箇所が目立つ
  • 肌が分泌する皮脂や汗によってシートが剥がれてしまう
  • 曲線のある箇所に密着させるのが難しい

こうした問題点を改善したのが、ジェル状のシリコンであるケロコートです。

ケロコートの使い方

傷跡部分にケロコートを薄く塗り広げ、5分ほど乾燥させます。
4~5分で乾燥しない場合、ジェルを塗りすぎているので、余分なジェルを拭って乾かしましょう。
乾いた後は、日焼け止めやメイクをして問題ありません。

人の皮膚は新陳代謝するので、ケロコートによる皮膜は半日~1日ほどで自然に剥がれていきます。
シリコンの膜が剥がれた場合は洗顔などを行い、改めてジェルを塗るようにしましょう。
起床時と就寝時の1日2回の使用を目安としてください。

ケロコートの副作用

ケロコートの主成分であるポリシロキサン、二酸化シリコンは生体不活性・生体適合性のシリコンであるため、肌が敏感な人でも使用することができます。
現時点で副作用は特に報告されていませんが、肌のかぶれなどが起こった場合は使用を中止して皮膚科で診て貰いましょう。

ケロコートによる治療のポイント

シリコン圧迫療法はとにかく時間が掛かる治療方法です。
ケロコートの製造メーカーによると、推奨する初期治療期間は90日で、傷の状態によって期間は前後するとの事です。
効果がないとすぐにやめてしまわず、気長に続けることがポイントです。

患部にシリコンが密着している事が重要なので、出来る限り長時間・長期間ジェルを塗った状態を維持するようにしましょう。

深いクレーターへの効果は?

圧迫療法は凸型のしこりを平らにしたり、傷跡による凹凸を徐々に平らにしていく治療法です。
そのため、肌の真皮部分の奥まで傷ついた結果できるアイスピック型のクレーターには余り効果はありません。
こうした凹みを治療したい場合は、美容皮膚科でのレーザー治療などの最新治療を受ける事をオススメします。

ケロコート治療の注意点

目や粘膜の近くに塗るのは避けましょう。
また、治りきっていない傷口や火傷に直接塗ることはできません。

タイプ別治し方
  • ニキビは治ったのに赤みが消えない!!
  • シミのような茶色い色素沈着が残った!!
  • 凹凸やクレーターになってしまった!!